2017年12月16日土曜日

女性の骨折

   13日のNHKの「あさイチ」で女性の骨折、骨粗しょう症の話をしていた。
 結論は若い女性の圧倒的なビタミンD不足というもので、ビタミンDをとるためには、魚や天日干しのキノコが良いが、さらに適度な紫外線を浴びる必要があるというものだった。
 陽に当たる時間は、夏なら6分、冬なら1時間程度でよいらしいが、それが圧倒的に不足していると言っていた。
 
 そしてこの番組で私が感心したのは、井ノ原(イノッチ)さんの「この番組(あさイチ)ではこれまで紫外線は悪い、紫外線からどのように肌を守るかを話してきたのと今日は話が違う」というポッとしたコメントだった。
 そのとおり。
 この番組に限らずテレビという奴は話題性のために過剰に演出する。
 視聴者はそれに輪をかけて過剰に反応する。
 極端な紫外線対策が骨を弱め、結局骨の不健康は美容にも悪影響を与えているらしい。
 (過剰反応社会については11月26日に大いに書いた)。

 さて私は番組冒頭での「どうして若い女性の骨折が増えているのでしょう」というフリに「日光を避け過ぎたからだろう」と即座にテレビのこっちでツッコんだ。常識だろう。少なくとも我々の世代では常識だ。

 私は奈良公園を歩く機会が多いが、その人間観察の印象を言えば、ここ(奈良公園)へ来た多くの韓国の若い女性は整形かどうかは知らないが美人が多い。お化粧も見事に韓流スターに似ている。(それはそれで韓国内の過剰反応かも知れないが)、しかも、基本的に健康的である。姿勢・体幹がしっかりしている。
 ひるがえって少なくない日本の若い女性は、一言でいって痩せすぎ、いささか不健康な気がする。人込みで接触したらよろける感じがする。
 イノッチではないが、きっとそれはテレビのまき散らした「公害」だと思う。
 また視聴者は過剰反応すべきでない。

 日本の未来のために、テレビ各局は、少なくともアナウンサーやコメンテーター等に痩せすぎの女性を登用すべきでない!と言ったら言い過ぎだろうか。
 その点、同じ朝の番組「おは朝」は素晴らしい。川添アナは不健康に痩せすぎていない。
 その一点で私は「おは朝」を時計代わりに点けている。ただし7時過ぎからはBSプレミアムに換えている。
 このブログ記事は私の個人的な嗜好を書いているのではない。

2 件のコメント:

  1. 前々から電車の乗って思っていることに意味もなく窓のブラインドを下す人の多い事が気になっています。夏の暑い日の陽射しを避けるのは分かりますが、雨の日でも冬の曇った日でも、ブラインドを下ろしたり、下りていても上げようとしない人の多い事が気になっています。毎日見慣れている景色でも移り行く景色を見るのは向かいに座っている人なのに・・お日様が嫌いになったのでしょうか。

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  2.  暑い日差しや本が読めない直射日光は別ですが、雨の日でも冬の曇った日でもそんな傾向がありますか。どうしてでしょうね? 圧倒的にはスマホをいじっている人が多いからでしょうか。
     よく雪国では日光不足による冬季うつ病が多いと言われますが、反語的にうつ症状になると明るさが嫌いともいわれますから、かつてのイギリス病と言われたのと同じように政治経済の閉塞感が多数の国民を軽度うつ状態にしているのでしょうか。
     まぶしすぎるのはいけませんが、私は窓の外が快晴の日は気分がよく、どんよりとした日は気分が落ち込みます。紫外線の話ではないですが太陽光の力は偉大です。

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