今日(17日)は老人ホームのお餅つき大会なので、昨日は主にそのカマド周辺(蒸し上げる作業)のダンドリをした。
今年はネットで直径28㎝の羽釜を一つ購入した。
元々持っていたのは直径26㎝でしかも若干歪んでいたから、これで直径30センチの方の蒸し器をスムースに使えるだろう。(今までは直径28㎝のを使用していた)
入所者用の発泡スチロール製の手作りの杵も3本、サランラップできれいにメンテナンスをした。
子ども用と幼児用の杵(こちらはホンモノ)も十分に水に浸した。
薪は最初に使う細いのから順に斧で割って用意した。
なお、ここまでで大切なことは100%仕上げておかないことで、多くの参加者に参加できる作業を意図的に残しておくことであるので、そういう配慮もした。
そしてもち米は、寒波が来ていたこともあるので、逆算で16時間ほどの予定で作業を開始した。
夜の9時過ぎ、少し時雨れている屋外で洗米をして水に浸した。この作業で一気に気分は餅つきモードに入った気がする。
以上のとおり、行事というのはダンドリと後始末が本番以上に手がかかるものだ。
だから、確かにお餅つき大会は簡単ではないが、だからこそ例えば高山に登頂した喜びに似た達成感が湧くというものだ。
歳をとり行事の企画の話になると、ともすれば安易な道を選択しがちだが、それは残る人生をそれだけ薄っぺらにしてしまわないだろうかと自省している。
ダンドリ君には達成感というご褒美がきっと付いてくるはずだ。
十分な心配りとダンドリで、お餅つき大会は必ず大成功すると思います。歳を取っても大きなことに挑戦する事は、人生に張りが出て若返りの力の源になると思います。きっと楽しいお餅つき大会になること間違いなしです。
返信削除バラやん、コメントありがとうございます。
返信削除それから大阪周辺の読者の皆さん、来年は調御寺をお借りして餅つき大会を復活しませんか。
その前に、節分には調御寺で豆撒き、善哉、大根炊きをして向かう年の希望を語りあいましょう。力をお貸しください。
ビンビンと気持ちが伝わってきます!新しい行事をまず成功させ、餅つき復活を!この気持ちを若い人に、バトンを渡すためにひと踏ん張りしますか。
返信削除ひげ親父さん、ありがとうございます。人生意気に感ず、功名誰か論ぜん!
返信削除人生意気に感じもしないお方の立派な講義や演説の二つや三つで世の中が変わるなら容易いことではないかと近頃思う毎日です。