2017年12月28日木曜日

オシドリ

 所用のついでに「けいはんな記念公園」に寄ってみた。
 「オシドリは来てますか?」と窓口で尋ねると、「見たという人はいるのですが」という頼りない返事だった。
 
   そういえば公園内の永谷池は非常に静かだった。
 察するところ、何年か前に大発生していたカワウ(鵜)が魚を食べ尽したのではないだろうか。今日はカワウは1羽だけしかいなかったし、カモ類も少なかった。

 北の方の国で冬鳥(水鳥)が乱獲されたというよりも、こちらに問題があるように思われた。
 白鳥は可愛いが鵜は駄目!というのも結構人間の勝手のようだし・・・。
 水鳥も遠い対岸近くにいるし、太陽の逆光なもので探し辛かったが、1羽だけ、ほんとうに1羽だけオシドリらしいのを遠くに見つけた。

 そのとき、その対岸をどたどたと歩く人がいて、あっという間に鳥たちは空に飛んでいってしまった。月に叢雲、鳥におっさん。
 ここで昔なら、1時間ぐらいオシドリの帰ってくるのを待っただろうが、今はもうそれほどの気力がない。
 というわけで、見つけた瞬間にとりあえず撮った写真である。

 さて鳥たちは圧倒的に♂たちが美しいのに、どうして人間だけは♀が綺麗なのだろう。
 胸に手を当てて反省するが、歳をとると可愛い爺さんになるよう心がける必要がある。
 う~~む。 けっこうイジワル爺さんかも知れない。反省!

1 件のコメント:

  1.  「1羽だけ」というのは正確でないかもしれません。少し離れていたこともあり、オシドリの♀は地味過ぎてカルガモなどと見分けがつきません。

    返信削除