児童文学でもないからやはり青春小説かも知れないが、なにも小説にその種のカテゴライズが必要なこともないだろう。
孫の中学生夏ちゃんから借りた本で、老眼に鞭打って読み終えた。
主人公はけっこう型破りでマイペース。夏ちゃんが共鳴したかどうかは知らないが、祖父ちゃんが「貸してくれる?」と言ったら快く貸してくれたから、面白かったのだろう。
私は中学生の頃、石坂洋次郎の『若い人』や『青い山脈』をワクワクして読んだ記憶が湧きだした。
妻などはスマホのトラブルがあると夏ちゃんに助けてもらっているが、そんな夏ちゃんがスマホ世界でない活字世界に少しでも残ってくれていることが嬉しい。
同じ文字(文章)でも、スマホの中の文字数に比べて活字世界は、何千倍、何万倍も長く、読み終えるまでに時間が要る。それが好い。
すぐにたどり着く答など面白くもなんともない。
そう思ってくれたら、青春小説も素晴らしい。

非常勤で元の職場で働いている友人に話を聞くと、職場の若い人はクイズの賞品で図書カードをもらっても喜ばないとか! 活字離れ嗚呼!!
返信削除街の本屋さんがまた閉店した。図書カード使うには電車で二駅乗らないと利用できない。クオカードならコンビニで手軽に利用できる。クイズの胴元にクオカードはええでと進言した。 孤高岳人
削除中学生のころ 家では赤旗ではなく読売新聞を購読してました。新聞の連載小説に洋次郎さんの「台風とざくろ」があった。その一説に二十歳前後?女性主人公の記述の中に、夕闇迫る刻にそっと雨戸を開けてブラウスを脱ぐ、胸元をみるとふくよかな乳房が・・・大人になったんだとの感想めいた独り言をつぶやいた・・・ 決してエロ小説ではありません。恋愛感情の想いの一コマだったのか 記憶は乳房で止まったままだ。数年後たまたま図書館に行き「台風とざくろ」を引っぱりだし、乳房のくだり、活字だけでもとワクワクしながらページをめくった。あった!性のめざめの幕開けでした 孤高岳人
削除私も中高校生のときに石坂洋次郎にはまっていました 日活映画や舟木一夫の歌も思い出されます
返信削除吉村ヒロさんコメントありがとうございます。あの時代の石坂洋次郎や日活映画は文字どおり「古い上着よさようなら・・」でした。
返信削除「古い上着」を引っ張り出してくる近頃の面々にはそのような青春がなかったのでしょうか。