2026年6月8日月曜日

入梅

    6月4日、近畿地方に梅雨入りが宣言されたが、梅雨入り前に台風が上陸したのだから「事実はなんとかやら」で、ややこしい。
 ただ季節の変化を権威(大阪管区気象台)に頼るのは情けないから、それは自分自身の感性に頼るべし。植物でもいいし農事でもいい。
 妻は早速「南高梅」を購入した。
 かく言う私は4日、「ミョウガが100円を切った」と妻に言うと、「ミョウガの値段があんたの『標本木か』と」笑われた。
 そう、一時はミョウガ3本のパックが150円を超えていたのが100円を切って90円台になったのだ。こんなはっきりした入梅のメルクマール(指標)はない。

 さて、私はミョウガが好きなもので、見事に物忘れがひどい。(すべてミョウガのせいにしておこう)

 そこで、先日妻に聴いた「おけんたい」についてもう少し知っておきたいと思い奈良市の図書館を訪れた。
 結論を言うと、ほとんど資料はなく、小学館の『日本国語大辞典』(全13巻2万頁50万語)と『関西ことば辞典』にだけそれを見つけた。
 後者には「役所の複写機をケンタイで私用に使うとる」という例文があった。これには何となく、「公然と(堂々と)」、「ずうずうしく」というプラスでないニュアンスを感じた。
 そういう指摘は前者にもあったが、普通に「あたりまえ」「おおっぴら」との記述もあり、文章ではその微妙なニュアンスが解らない。
 教えてくれた妻も、「さあて?」といったところである。
 「おけんたい」、ご存知のお方はそのニュアンスを教えてほしい。
 「晴耕雨読」の語が似合う季節である。

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