2026年6月11日木曜日

女性天皇で何が悪い

    衆参両院の正副議長は8日、皇位継承のあり方に関する全体会議を開き、「とりまとめ(案)」を与野党・会派に示した。
 日本共産党は田村智子委員長と小池晃書記局長が出席。小池書記局長は、男系男子による継承を「不動の原則」とする同案は男女平等を掲げる憲法の精神に反すると批判し、「立法府の総意」として政府に立法作業を要請することに「断固として反対する」と述べ、象徴天皇は国民の総意に基づくもので、国民の大多数は女性天皇に賛成していると指摘。女性天皇について正面から議論すべきだと要求した。

 このニュースを聴いて私は極めて良識的な意見だと感じ、「女性天皇についての正面からの議論」を一切無視する人々の方が不誠実だと感じたが如何だろう。

 男系男子論者は問答無用で「伝統が大事だ」というが、男系男子論の大前提は一夫多妻制であるから、それが判っていて、大ぴらにはそう言えないからムニャムニャムニャと議論を避けているのは明らかだ。
 日本共産党は象徴天皇制を含めて憲法改悪反対、護憲を言っていて傾聴に値する。
 イギリスを挙げるまでもなく、世界中で女王の国はあるし問題視されてはいない。
 オリンピック招致をめぐって犯罪行為の追及を受けたり、司法の場で差別発言が認定されたようないわくつきの皇族の養子論などおかしくないか。
 「虎に翼」で明らかなとおり、戦前の法制度を「伝統」というなら、《結婚した女は無能力者》なのである。
 「とりまとめ(案)」を了とした政党なんぞは、男子を産めなかった嫁をいびり出した、遅れた家父長親父の集まりでしかない。

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