2026年6月20日土曜日

ニセ・ニセアカシア道

    13日の日曜夕方のテレビ『青空レストラン』で「アカシア蜂蜜」を「蜂蜜の女王」だと紹介していたが、そこに映っていた花は私の知っているアカシアではなかった。
 昔、庭にミモザ(銀葉アカシア) を植えていたことがあり、私の理解ではアカシアは基本的にはそういうものだったが、映っていたのは白いはっきりした蝶のような花だった。

 さて、スマホの検索機能はすごいもので、その「アカシア蜂蜜」の花はニセアカシア(ハリエンジュ)であることはすぐに解った。
 妻が「大きな木ではないがそんな葉の木がどこそこにある」といってくれたが、「それはチョコレート色の花ではないか」と私が答え、以前にブログに書いたイタチハギ(鼬萩)(クロバナエンジュ)であるということでその話は終わった。

 そして「季節のピークは過ぎたようだがニセアカシアの花とミツバチを見たいものだ」と呟くと、「奈良の萬葉植物園にはある」とか幾つかの検察結果を妻が教えてくれたが、そのうちに「近所(このニュータウン内)にもありそうだ」と「新発見!」というような声を出した。
 ただ文字情報はざっくりしていて、なかなかその場所は解らなかったが、そのうちに駅の西の団地に沿ってけっこう長い「ニセアカシアの道」があることが解かったので、確認のために出かけたが、URの団地の案内看板には確かに「ニセアカシアの道」という文字を見つけたが、周辺も含めて何度も歩いてみたがニセアカシアは見つからなかった。
 お近くの住人らしい御方に尋ねるも、その小道の名前(通称・愛称)が「ニセアカシアの道」であることも、その種の木が生えていることも全く知らないということで、ただ私にそのようなことを話しかけられたことが楽しかったようで、「この先にあるユリノキが好きです」「ユリノキの葉の形は・・・」と親切に解説をしてくれた。
 
 という、ちょっとした挫折を乗り越えようといろんな検索をすると、この「ニセアカシアの道」という遊歩道はさらに伸びていて、実は日頃私が歩いている道の一部も「ニセアカシアの道」であるという驚きの発見もあり、それではと、妻と二人でゆっくりと探索したが、それらしい木やその痕は全く見つけられなかった。
 こうなったら・・と、この街を造成したUR(古い古い名前でいうと住宅公団)や市役所の出張所に行って、「この名前の由来であるニセアカシアがある(あった)場所はどこか」と尋ねたが、どちらも、この遊歩道の名前が「ニセアカシアの道」であることさえ知らなかった。Google Mapsには出てくるが、私自身四半世紀以上知らなかったのだから無理もない。

 きっとNTを造成した当初は目印に相応しいニセアカシアの木があったか植えられたかしていたのだろうが、自然にか、あるいは何らかのクレーマーの声で伐採されて久しいのだろうと勝手に想像する。
 かくして私(わたくし)的には、この道の名前は『ニセ・ニセアカシアの道』に決まった。

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