2024年12月12日木曜日

卒寿の初歌集

    底冷えの奈良のいつもの学習会卒寿の方の初歌集受く

    「卒寿の方」などと書いたが、同じ街に私が転居してきて以来約四半世紀お付き合いのある方である。
 冒頭の駄歌に書いた学習会にも私が情報を得て参加したところ、以前から参加されていたのでたまたま一緒になり、その結果、私が学習会で居眠りなどをしていたのをわが妻に「居眠りしていた」と「報告」」されることもあった。
 今般、その学習会で「歌集」をいただき、作者を知って驚いた次第。

 「あとがき」では、70歳を過ぎてから短歌を始められ、学習旅行や家族旅行の思い出をそのつど歌に記録されていた。
 それを、学習会の講師先生に勧められ、友人の助力も得て初歌集が成ったというので、ともすれば、健康に自信がないとか、今まで経験したことのないことだから無理だろうとかと言って尻込みしてきた自分の70代と比べて、大いに反省した。

 その20年に比べれば私は半分の10年をすでに無為徒食に過ごしてきたわけであるが、反対に考えれば(生き長らえるならば)卒寿まではまだ半分(10年)は残っているから、次の正月には何かの計を立ててみようと思う。
 (写真は記事とは関係のない、奈良公園の紅葉)

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