「こんな時代だからこそミニコミ紙の正月号は明るいものにしよう」と友人たちと語らった。
さて、朝日新聞朝刊の題字の下は鷲田清一の「折々のことば」だが、ちょうど我々の話を聞いていたかのようなのが掲載された。
さて、朝日新聞朝刊の題字の下は鷲田清一の「折々のことば」だが、ちょうど我々の話を聞いていたかのようなのが掲載された。
6日「折々のことば」鷲田清一3256
■ 理屈でわかっているようなものを書くと、全然面白くありません。井上ひさし/
練って練って、あれは駄目、これも駄目と、果てしなく試みてようやっと出てくるものだけを信じていると、遅筆で知られる作家は言う。どのような言葉だと、あの人、この人に届くかをていねいに考え抜いてはじめて、情感も一人ひとりに及ぶ。同じ顔がないように、同じことを言っても同じことは誰の心も打たない。『ふかいことをおもしろく』から。
7日「折々のことば」鷲田清一3257
■ なぜなら、笑いとは、人間が作るしかないものだからです。井上ひさし/
生きるということには、苦しみや悲しみ、恐怖や不安などがどれもこれも詰まっているが、笑いは入っていないと作家は言う。笑いは待っていても起こらない。笑いは人の内にはなく、誰かと分かちあって作るほかないもの。「人が行く悲しい運命を忘れさせるような、その瞬間だけでも抵抗出来るような」いい笑いをみなと作りあいたいと。『ふかいことをおもしろく』から。
これから二つのニュースの正月号をつくることになる。
作業は心身ともにしんどいが、過去の経験に安住せず常に新企画にチャレンジしたい。
といいながら、いつもスベッているのだが。
明るい紙面、大ィッ賛成!
返信削除匿名さん、コメントへのご返事が遅れました。 この簡潔明瞭なコメントありがとうございます。 言うは易く・・・新しい試みはあちこちからお𠮟りを受けたりと大変ですが、このコメントには勇気をいただきました。ありがとうございました。
返信削除