芭蕉は、象潟は松島に似て美しいが松島が笑うようであるのに対して象潟は恨むようだと述べている。
遠い昔訪れたことがあるが、季節や気候が好過ぎたのか、きっと若すぎたからだろうが、私にはそんなインプットはなかった。
ただ、梅雨時にまるで花壇の園芸種の花のような近所の合歓の木を見るたびに、確かに美女の趣だとこの句を思い出して毎年感慨深い。
道路上には汚れていない大きな実もたくさん転がっているのだが、どうも落ちた実は食べる気がしない。
そんなもったいないヤマモモでこの季節の道路はけっこう汚れている。その道を横目で通り過ごしている。
散歩先で、ようやく見つけた1本の木で、小ぶりの実だが採取した。
購入した果物でも甘くもなく酸っぱくもない果物にあたることがあるが、それに比べてヤマモモの甘さと酸っぱさは個性的で立派な果物だ。実際ネットを開けるとヤマモモのネット通販があった。
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