「東京都知事選挙(6月20日告示7月7日投開票)が近づいているのに候補者は?」とこの間までスッキリしない気分でいたが、5月27日、先の衆院東京15区選挙で都民ファーストや維新を押さえて勝利した市民と野党の共闘チームが蓮舫参議院議員擁立で一致し、蓮舫氏も決意を表明した。
その発表が唐突みたいであったことや、テレビ報道などでは共闘の話が全く触れられなかったことで、ニュースを見たときは「個人プレイか?」と一瞬腑に落ちなかったが、翌朝、宇都宮氏や市民連合の方々、そして小池共産党書記局長らが参加しての「決意表明」であることがわかり安心したというのが正直な感情だ。
東京都政のことは日を改めて書くとして、小池知事の「反自民」は選挙用のコマーシャルで、当選した数か月後には自民政治に先祖返りしていた。その本家は自民の中でも右翼差別主義のグループで、歴代知事が行なってきた関東大震災時の朝鮮人虐殺事件の慰霊祭への追悼文すら拒絶した。
学歴詐称事件では、それは駐日大使館を巻き込んでの違法行為であり、客観的に見て外国に弱みを握られた格好になり、首都の顔にふさわしくないどころか、一切の公職にふさわしくない嘘つきと言わなければならない。
国民民主党の榛葉幹事長はそれでも「共産と連携する人が東京都知事では困る」と言い、連合芳野会長は「小池知事との関係性は良い」と早速共闘破壊の発言をしているが、自民党の裏金問題といい、円安物価高騰問題といい、今こそ自公政治を退場させなければというのは広く国民の良識ある声だろう。その重要な第一歩だ。
久しぶりにワクワクする夏を迎えている。
東京・港区長選挙で共産も支援した新人が、5期現職の自公候補を破りましたね。関西も続かないと。
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