2021年2月12日金曜日

焼き芋

   「焼き芋の作り方」と検索すると、レンジ、オーブン、グリル、トースター、フライパン、炊飯器、極め付きは焼き芋器と出てきた。ただ、焚き火は出てこなかった。当然の結果だろう。

 ただ、ここで終わってしまうと寂しいので、孫に元祖焚き火の焼き芋を作ってやった。といってもレンジで火を通しておいたのをアルミ箔で巻いて熾火で焦げ目をつけるという手抜きというか、半分インチキである。

 それでも皮が少し焦げて匂いが漂い、少なくとも元祖焚き火の焼き芋の基本は孫に伝わっただろう。指先でアチチという体験もさせたので、記憶の底の底に残ってくれたならうれしい。

 コロナで嗅覚が欠けて食欲がなくなったというニュースが伝わっているが、嗅覚つまり香りは重要な要素である。焚き火の煙に混ざって香る焦げた臭いはそれだけでも価値がある。

 当然といえば当然に焼き芋の季語は冬であるが、浅春の焼き芋はほっこりとした時間を感じさせる。

   煙から好き匂いする焚き火かな

2 件のコメント:

  1. 焚き火 焼き芋は 懐かしいですねo(^-^)o 凛ちゃん 熱くて 美味しかったと 思います。わが家は ラップをして レンジで チン �� なんと 寂しい焼き芋さんです(>_<)

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  2.  この後、おやつにイチゴやパインやリンゴなどのフルーツを出したのですが、焼き芋を優先的に食べたので、祖父ちゃんも作り甲斐がありました。コメントありがとうございます。

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