2021年2月25日木曜日

飛沫防止パネル

   2月15日の『コロナとの共存』という記事で、山極寿一先生の文章を紹介したが、その内容を乱暴に一言でいうと「オンラインだけでは人間の文化の力を奪う」「社会的距離を適切に取りながら人は”集まる”ことが大切なのだ」ということだった。

 確かにコロナウイルスとはこの先長期間共存していかなければならないと言われているから、テレビの感染者数を見ているだけで、あんなことも危険だ、こんなこともリスクがあると言っているだけでは私の関わっている退職者会も尻すぼみになるだけだろう。

   となると、手洗い、マスク、体温チェック、消毒液を押さえたうえで交歓会を考えるとすれば、これまで以上に距離を離したテーブルで、飛沫防止パネルを用意すればどうにかならないだろうか。ただ一昨年まで毎年会場を借りていたホテルにはパネルが大量にはないらしい。

 ホテルの意識の低さには腹が立つが、そうであれば我々がパネルを持参したらどうかと思いついた。ということで、とりあえず試作してみた。30㌢×30㌢×1ミリは少し小さいかもしれないが、きちきちいっぱい許容できるとすれば単価は500円以内で製作できる。30個作れば15,000円ということになる。この年度は行事が軒並み中止になったのだから、これぐらいの支出は可能ではないだろうか。

 いや、きちんとパーテーションを置いてくれる会場を探す手もある。

 私としてはもう少し大きくしたいが、値段との兼ね合いだ。オンラインすら通じない中で悶々としている。コミュニケーションはキャッチボールだと言っているつもりなのだが。誰かキャッチボールをしてくれないものか。(下の写真は正面にパーテーションを置いたものだ)

1 件のコメント:

  1.  ホームセンターの棚では品切れであったが、大判の板をカットすれば、約45㌢×約45㌢でも500円以下で製作が可能だ。

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