テレビで「コロナの下で60代70代に最も売れた商品は何?」という話があり私はハズレたのだが、答は「スマホ」ということだった。なるほど、ステイホーム、特に高齢者にうつしてはいけないからということで、GWもお盆も帰省が自粛され、せめて孫とラインなどのビデオ電話ぐらいということで子供世帯あたりが背中を押して祖父母にスマホが売れたのだろう。
マッ、わが夫婦の孫はおかげで他県とは言え距離にすると近所に居るので、前述のような切実さはないし、そもそもそれ以前からスマホにしていたが、テレビのそういう話はよく理解できる。ワカルワカル。
ところが友人のガラケー族にこの話をしても意固地になってスマホを拒否をする。というか、使わないのが資本主義的風潮に流されない原則的生き方だという風な態度で聴く耳を持たない。”馬には乗ってみよ人には添うてみよ!”ということわざもある。少し違うかもしれないが・・まともな大人が勧めている話にはもう少し耳を傾けてもよさそうなものだが、意固地な老人は養い難い。
大層な話ではないが、先日も小学校低学年の孫から「これは何?」と言って写真が送られてきた。(孫のスマホは画像は送れないようにしてあるから、こういう時はお母さんのスマホを使っている)で、「イトトンボの仲間でしょう。調べてみるね」と私は送り返した。
正直に言うとこの写真だけでは自信がないので、「イトトンボで検索して」と言って、オオアオイトトンボかアオモンイトトンボかクロイトトンボかグンバイトンボあたりが似ていると送信した。
そんな簡単に答を得ようとさせてはダメだ!という批判もあるかもしれないが、このスマホで孫と祖父ちゃんのホットラインが繋がっているのだ。これは貴重だ。
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