2020年9月16日水曜日

マルクスは

 『カール・マルクスは偉大な〇〇〇であった』の〇〇〇に適当な言葉を入れよ!と言われると皆さんはどういう言葉を思いつくだろう。もちろん、どこかの国の絶叫アナウンサーから聴いた「偉大な領袖」などというのは論外だが、哲学者、経済学者、革命家等々幾つかを思い浮かべることができるが、私は近頃「マルクスは偉大なジャーナリストであった」というのを一番に指摘したいと思っている。

   もちろん、現代社会の民主運動を頭において、ジャーナリズムや情報戦の大切さをひしひしと感じていることによる。 

 過日、私が現職の頃加わっていた労働組合で第56回機関紙コンクールがあった。原則1年に1回のコンクールであるから56年の歴史がある。

 そのコンクールで、支部の後輩たちが作って発行している機関紙が全国の最優秀賞を受賞した。私の記憶では私たちの時代には受賞できなかった快挙だと思うから、後輩たちに頭が下がる思いでいる。(支部としては実績があったかも?)

 時代状況は変わっているから「我々の若い頃は」などというサゼッションは不要だし有害な場合もある。それよりも、後輩たちに負けず、OBはOBの分野で頑張るべきだろう。

 体力にきついと感じる高齢者こそ、長い人生経験に裏打ちされた言論戦で努力すべきでないだろうか。

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