2020年9月18日金曜日

西瓜の皮

  今年の夏は熱中症予防ということでテレビ・ラジオから「水分を摂れ、水分を摂れ」というアナウンスが繰り返された。それもあり、私は熱中症と同時に脳梗塞も怖いから、ひと夏中生真面目に水分補給に努めた。

 だが別件で夜間頻尿を医師に相談すると「水分を摂るな」というご指導で、判らないわけではないが、世の中の矛盾をしみじみと味わわされた。

 正確には水分と塩分の摂りすぎらしいが、そういえば今年の夏は自家菜園の胡瓜の漬物を大量に食したような気がする。心当たりは十分ある。

 さて、今年の夏は学校の休校やステイホームなどの影響で、二人の孫がしょっちゅうやってきた(どちらも県境を跨いだ移動だったが)。その為おやつの西瓜をたくさん用意して食べたのだが、その結果、近所のイオンの西瓜は甘くて皮が堅いが近商の西瓜は水分が多いということを経験的に学んだ。

   で、結局わが家では、相対的にやや水っぽい近商の西瓜をよく購入したのだが、その理由はその方が「西瓜の皮の漬物が美味しい」という斜め向こうの理由による。

 水茄子もバカデカ胡瓜の浅漬けも文句はないが、西瓜の皮は郷愁も味付けされて言うことがない。貧乏くさいと思うのは眼が汚れたせいだと思う。神は細部に宿るという箴言もある。

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