2020年9月13日日曜日

再び三度「大阪市の廃止」について

   いわゆるトコーソーは、大阪市内の多くの無党派層、そして反対派といわれる自民党の支持層の中にもある、ムードとして「何か新しいことが起ってほしい」というような消極的賛成に支えられている。そしてそういう方々が住民投票の行方を左右する。

先日来の世論調査はそういうことを表している。しかし、そういう消極的賛成の人びとの理解や決意は決して堅くないと私は思っている。にもかかわらず、いわゆる反対派の人たちはメディアの世論調査に少し敗けていないだろうか。

 さて今回、大阪市選挙管理委員会は正しい決定をしたと私は思っている。

よく見てほしい。11月の住民投票の正式名は「大阪市を廃止し特別区を設置することについての投票」で、略称は「大阪市廃止・特別区設置住民投票」だ。

 維新がいわゆるトコーソーを誇大広告・不当表示しているからと言って、まるで「大阪都」を追認するかのようなフレーズを反対派もしばしばタイトルとして使用するのは如何なものかと感じている。

 もちろん、論戦の中身について使用するのは当然だが、折角の投票用紙(投票)なのだから、キャッチコピーは「大阪市廃止投票に反対を」ぐらいでもいいのではないか。

 維新の誇大広告・不当表示に生真面目に付き合うのが反対派のよいところかもしれないが、少し情報時代からズレていないか。

 焦点は日本を代表する政令指定都市である大阪市を廃止していいのですかと、もっとシンプルにそこを打ち出すべきでないですか。

 「あっ、そうなの?」という世論を巻き返しませんか。

 フェイスブックに「いいね!」を押していただいた皆さん。「いいね!」で止めずに、シェアをしたり、目についたトコーソーの記事に「大阪市廃止に反対します」のコメントをお願いします。

0 件のコメント:

コメントを投稿