若者は先行く者を追い越していく。
3月9日に書いたが、社会心理学者加藤諦三氏によると、現代社会は『人類の「幼児化」』がキーワードという。
幼児化とは、心理的に退行することで、それは意識の下に広がる無意識にある心理的な動きで、本人は、自分が退行していることに気づいていない。
具体的には「わがまま」「異なる者の排除」「理想放棄」「承認欲求」というようなもので、社会に、相互理解や寛容といった、難しいことを避ける人間が増えていると氏は指摘している。
思い当たることの多い的確な指摘だ。
オープンショップ制の職場で「労働条件に差別がないなら組合費分だけ損だ」という子供のような主張はずいぶん以前から聞いてきた。
自治会(町内会)でも同じようなチルドレンは現にいる。
だがしかし、それが社会の大多数だとすると社会の展望は暗いものになる。事実はどうだろうか。
オープンショップ制の職場で「労働条件に差別がないなら組合費分だけ損だ」という子供のような主張はずいぶん以前から聞いてきた。
自治会(町内会)でも同じようなチルドレンは現にいる。
だがしかし、それが社会の大多数だとすると社会の展望は暗いものになる。事実はどうだろうか。
そんな折、後輩から新年度の新規採用者全員が労働組合に加入したとの知らせがあった。
採用時の迅速な労働組合の説明会と説明のたまものだろう。勧奨にあたった人々の努力と熱意のたまものだろう。
先を行った人間が「我々の時代には・・」などと言う必要はない。言ってもいいが歳を重ねた言い方が必要だ。
孔子先生の言葉を味わおう。展望は決して暗くない。ご同輩の皆さん。
風もなく孫の来ぬ日も鯉あげて
風もなく孫の来ぬ日も鯉あげて
後生に『超いいね!』
返信削除外出自粛で体がなまって、ポスティングに行ったが少しバテました。
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