2018年11月5日月曜日

イカルに逃げられる

 ミニコミ紙を送る「送り状」に私がしばしば野鳥の写真を付けるものだから、毎日カメラを提げて山野を歩き回っているように思われている節がある。
 年に一度のOB会の席で、そのような質問を何人かから受けた。

   しかし実際はわが家から数百メートル以内のものがほとんどである。

 そして・・・、パソコンにその日の血圧などを打ち込んでいるときに、窓の外から美しい声が聞こえてきた。なんやったかなあ、どの辺やろうなあ、そうやイカルや!というのでカメラをとって飛び出した。
 声の方、声の方に行くと、墓地の裏の小山のてっぺんから聞こえてきた。
 それを遠くから300㎜で撮ってトリミングしたのが上の写真である。
 イカルだといっても信じてもらえないほどの写真になった。

 集会所から出てきて「何ですか?」と尋ねられたので、「いい声でしょう」というと、「どこに?」・・・これが普通の会話で、その気でないと野鳥の美声も聞こえない。
 その後、よし、さらに! と山を登ったが、絶好の撮影ポイントまで着いた途端、空高く飛び去って行った。いつもこんなものである。これが私の野鳥写真のパターン。
 今日はボンヤリだが証拠が残せただけでヨシとするか。

   代わりに左の写真のとおり、木の実を啄ばんだカワラヒワを撮影した。
 先日は、わが家の紫蘇畑の紫蘇の実を食べているのを2階の窓から見つけた。
 通常は樹上のカワラヒワを下から撮影するものだから、下にいるカワラヒワの背中を上から眺めるのは新鮮だった。
 模様も色も鮮やかで一度撮影しておきたいと思っているが、スズメ同様ヒトの気配を感じるとサッと逃げるので適っていない。
 

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