ネットから |
見かけている割にはその生態はほとんど知らない。
ただ気のせいか、しろばんばの飛ぶ日には「喪中のため年賀状を控える」旨のハガキが多く来る気がする。
私自身が歳をくったせいか高齢化社会のせいか知らないが、喪中欠礼のハガキがここ数年増えた気がするのは思い過ごしだろうか。
数年前友人のSさんからは「その年いっぱいを喪中というのは民俗的・歴史的にも正しくないので欠礼しない」と届いた。
その前に母が亡くなった年には私は母の思い出を書いて投函した。その前の義父のときもそうした。
晩秋以後に亡くなるなど時間がない場合はいざ知らず、十分時間があっただろうと思われるケースでも印刷会社主導の味気ないハガキが多いのはどうしてだろうか。
「そんなことを思うお前の方がおかしい」と言われそうだが、当たり障りのない対応に右へ倣え!という社会は戦前の匂いがして仕方がない。
つい先日、香山リカさんが普通に講演する企画に右翼が主催者である南丹市を脅し、結局香山さんは排除された。
誰だって矢面には立ちたくはない。しかし当たり障りのない対応は嫌な世の中の入口ではないだろうか。おかしいことはおかしいと言いたい。
しろばんば喪中はがきのドサッと来
2015年12月28日『喪中はがきのこと』に少し詳しく書いております。
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