2018年11月20日火曜日

喪失感

 タイトルほど深刻な話ではない。
 「〇〇ロス」という感じの精神状況のことである。
 実は今年1年で一番おおきな仕事をやり終えた。
 老人ホーム家族会の10周年を祝う式と祝賀会が終わった。
 概ねつつがなく進行し、概ね「よかったよかった」とお世辞も含めて喜んでもらえた。
 いろんな準備をしてきたことが、一つひとつ結実した感がある。
 で、ある種の達成感でも湧いてくるのかと自分自身を見つめてみると、大きな目標が目の前からフ―ッと消えたような、ある種の喪失感を味わっている。おかしなものだ。
 まあ、そういいながら、「あれも上手くいったこれも上手くいった」と含み笑いをしているが。

 結局、人生、課題を背負ってダンドリにあくせくしているときが華かもしれない。
 「楽しいイベントに参加した時よりもそのイベントを主催した時の方が何倍も楽しい」というようなことを小さい子どもたちにも語ってきた。
 そのせいかどうかは知らないが、息子も火中のクリを拾ったようである。
 父は何も言う気はない。
 
 12月には大きなお餅つき大会を3つ控えている。
 それぞれ異なる性格だが、それなりのダンドリを期待されている。
 昔、「賃搗き」という商売があったが、その第一線はこなせないが「親方」ならできるかもしれない。

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