頭上3メートルほどのモミジの樹にモリアオガエルを発見した。
乱交パーティー気味に卵を産んでいる真っ最中で、手元の本で調べてみると、このように一匹の雌に数匹の雄が群がることが多々あるらしい。
その測量技術はお見事だ。
そうでなければ厳しい自然界で生き残れないだろうとはいうもののお見事だ。
この後、この泡の中でオタマジャクシになり、晴天の間は表面が固く乾いて内部を守り、雨が降ったらポタリポタリと池に落ちるというのも不思議といえば不思議。
少し離れて静かにしていたら、他の婚活中の若者がケロケロケロと鳴き出し、トトトトと応じる雌?もいた。
樹の下ではカップルになりそうなのもいた。
庭師の方のいうのには「この間からNHKや奈良テレビが来ているがなかなか良い絵が撮れなかった」とか。
私だって、何回も通ってようやくこんなシーンに出くわした。
なので少し興奮して写真を撮った。
下の写真の蛙はその後もっともっと高いところへ登って行った。
BGMとしてキビタキが終始さらにその上で歌っていた。
雨で何処にも出かけるところがない日には、奈良公園の吉城園を尋ねてみてください。因みに、65歳以上は入場無料です。運がよければ茶室の裏の池でモリアオガエルにお会いできます。見つからいときは10分間ぐらい目で探してみてください。そのうちに見えてきます。
返信削除カエルの表情といい、バックの青紅葉のぼかしも良いです。初夏の風さえ感じます。
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