「甘利にひどい」という言葉が流行っているようだが、この東京新聞のコラムはあまりに私の思いとフィットしたので丸まる掲載した。
テレビのニュースの中の「街の声」というのはテレビ局の報道姿勢そのものだと思うのだが、例えば消費税増税の再延期について、「当然だと思う」というようなインタビューに続けて、「保育園の充実が遠のくので困ります」と流す。
それで「中立でしょう」と言って権力に媚びを売っているのがそもそもおかしいし、そもそも消費税の増税がなければどうして待機児童問題は解消できないのか。
安倍首相らが舛添ばりの豪華な外遊をしても「財源はどうした」ともいわないし、米軍思いやり予算を増額してもそんな話はない。
沖縄の辺野古周辺の自治会に、行政組織を跳び越えて札束をばら撒くと言っても同じだし、そもそもオリンピックにまつわるルーズな金もそうである。
なのに、福祉、社会保障に限ってだけは「消費税の増税がなければまかなえない」という。
きっぱり言おう、社会保障と消費税は関係ない。
自公政権がそうしたいだけだ。(消費税増税再延期分だけ社会保障を減額すると・・)
大企業減税を元に戻し、タックスヘイブン等の「脱税」分に普通に課税し、富裕層への応能負担原則の税を課し、オスプレイ等の無駄を省けば福祉は充実する。
大きな声で言おう、「消費税がなくても福祉は充実できる」。
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