2025年8月16日土曜日

ウクライナには大義がある

    トランプがプーチンと会談する。それ自体は悪くはない。ただ報道の範囲ではトランプの考えは「ロシアが暴力(戦争)によって奪取したウクライナの国土をロシアに割譲して戦闘行為を中止する」という「和平案」と想像されているから賛成はできない。
 確かに、戦争というのは「人殺し」以外の何者でもない。だからとりあえず即時停戦は好い事だ。しかし報じられているようなトランプの案は世界の時計を100年は巻き戻すことになる。
世界のルールは「列強」が取り決め、その他の国は従うの図だ。
 人殺しである戦争には反対だ。しかし、現に侵略に抗して防衛するウクライナの人々に「君らの防衛戦も人殺しだから一方的にやめろ」とは私には言えない。
 ゼレンスキーとEU諸国首脳も同様ではないだろうか。
 それにしても、我が国の外交力の弱さには失望している。

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