2022年3月19日土曜日

春愁

   沈丁花の薫が立ち込めると春愁という季語が思い浮かぶ。職業生活の大部分にまとわりついた「年度末」「年度替わり」のシーンと重なるからだろう。今は、年度どころか曜日さえも「今日は何曜日だったかな」という生活を送っているのに。
 春分の日あたりに休日出勤をして仕事の帳尻合わせに苦心している後輩たちは今もいるのだろうか。
 そう、この季節は物憂いかった。

 18日の金曜日はOB会会報原稿の締め切り日だった。体調不良などにも拘らず書いてくれたものを含むいくつもの原稿が送られてきた。ほんとうに頭が下がる。
   期日いっぱいに駆け込んでメールで送られてくる原稿があるのでパソコンを開けてその前で待っていた。
 そして待っているついでに新しい缶バッジを作った。
 スローガン(文字)は無しでピカソの鳩をアレンジした。我ながら気に入った。
 ペイント3Dを久しぶりに使ったので、それも使用方法など確認もせず勘を頼りに進めたので大分手間取った。手間取った時間が惜しいというほどには原稿は届かず、嬉しいやら悲しいやら。

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