メルケル前首相は2011年3月11日の福島原発事故を受け、即時に原発17基のうちの老朽化した7基の運転を停止し、同年6月に原発撤退を法制化し、これまでに11基が停止されていたが、本日3基が停止され、残る3基も2022年中には停止される。
ヨーロッパでは、フランスが小型原発を評価するとしたことや、チェコなどでも老朽化した原発が稼働しているというような諸問題は残しながらも、ベルギーやスペインでも全面停止に向けて検討が進んでいる。
歴史は螺旋状に進歩するなどという言葉があったが、国内の選挙結果で思うように政権交代に近づかなかったことなどから、歴史の本流を見失ってはならないだろう。
我がなき後に洪水よ来たれ!というような利己主義が永遠に続くはずがない。ドイツの選択は理性の勝利を表している。
2022年、逡巡している暇はないし悲観する必要もない。今年も拙いブログをお読みいただきありがとうございました。
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