2019年8月27日火曜日

わが家の胡瓜自慢

   824日の新聞に、わが家の「わが家の菜園自慢」が掲載された。
投稿はだいぶ以前に行ったものだったが、掲載されたときには胡瓜の収穫は既に終了していて変な気分でいる。

「わが家の菜園自慢」などというと、どんなに本格的な農園かと想像されるかもしれないが、掛け値なしの庭先の一坪農園である。
なので、どうしても忌地(いやち)=連作障害が避けられないので、できる限り土を鋤いて可能な限り接木苗を植えている。(全部で計5苗ほど)

胡瓜でいうと妻の好みの四葉(スーヨー)系がそれで接木苗ある。しかし、私の好きな黒イボ半白胡瓜の接木苗はほとんど見つからず、これは「自根もの」を1年交代の場所に泣く泣く植えている。(連作障害を避けるためには最低3年は空けるように言われているが)

わが家栽培のこの二つの種類の胡瓜はどちらも硬くて痛いイボが特徴で、そのことと収穫後は傷みやすいというのでスーパーなどにはあまり出回ってこず少し貴重な味で、それだけに家庭菜園冥利に尽きる。昔懐かしい味がする。
だいたいスーパーの胡瓜には種がないが、ほんとうは不思議なことだ。

去年までは7月中には収穫が終わっていたが、今年はお盆過ぎまで収穫が続いた。ということは栽培技術がちょっとだけ向上?
   それでも7月の長雨の時期にうどん粉病にやられて、農家から見ればお話にならないお粗末な出来栄えだろう。
 余談ながら、「めちゃなり胡瓜」という風なネーミングの苗があるが、確かに病気に強く収穫量も多いのだが、その分味が平凡で、これならスーパーで買っても変わらない。で、毎年先のような難しい種類に挑戦して、半ば自然界に蹴飛ばされて押し返されながらも1年ごとのわが腕の少々の前進を自画自賛している。

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