8月15日というと・お盆であり・終戦記念日であり・夏季旅行というのが日本列島ではメジャーなところだが、カトリックの世界では聖母マリアさまの被昇天の日であり、故に祝日となっている国々もある。
そんなもので、いつもは朝食時に行く義母のホームに、昼食時に訪問した。
ウナギのちらしずし、ステーキ等々の行事食にビールが出るからで、義母の上前をいただきながら一緒に乾杯をした。
義母はだいぶ以前からずーっと熱を出していて元気がない状況だったが、結局ノンアルコールを一缶飲みほしていつもよりも食が進んだ。
少し元気のある入居者は本物のビールだった。
漂うハレの雰囲気に「なんや?」何のお祭りかと聞くのだが、もちろん義母には聖母被昇天祭は解らないから、「お盆や」と答えたら納得?した。
「我々の食事よりも上等やったな」と言い合いながら妻と帰ってきた。
こんな8月15日もあるのです。
魂虫の翔び去ってゆく聖母祭
炎天に魂虫去りぬ聖母祭
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