ここ何年かは前年の種を蒔いて矢車草を植えている。
季語は初夏に当たるが、ほんとうに立夏の頃に満開で、今は来年の種のために放ってある。
それを横取りにやって来るのがカワラヒワで、窓のすぐ下でせっせと啄ばんでいる。
窓の外を頻繁に行きかうカワラヒワも可愛いが、矢車草の種は当然減っていく。
世の中は上手くいかないものだ。
野鳥の中にサンショウクイというのが居て、その名前の由来はヒリリヒリリと山椒を食ったようだというのだが、カワラヒワの方こそヒリヒリヒリと山椒を食ったように私は感じる。
空にはヒバリがホバリングをしながら大声で囀っているが、飛蚊症では見上げても見つけられなくなっている。
弱音を吐きたくはないが、時間には抗えない。時よ止まれ!
0 件のコメント:
コメントを投稿