私などはどちらかというと大阪や奈良市内の出来事に関心が向いてしまうが、ここ山背(やましろ)南部の地は「害獣駆除」が大きな話題になるような自然豊かな地でもある。
だから知人の知人を通じて立派なしし肉が廻って来ることもある。
下世話な話題で申し訳ないが、写真の肉だと1万円はくだらない。
「猪=しし」でしし肉という以外に、「獅子に牡丹」でぼたん肉の別名がしし肉という説もある。
冷凍して熟成させておいたしし肉を冷蔵庫から取り出した。冬に知人から頂いていたものだ。あまりに立派な肉なので相応しい出番を待っていた。
猟師が仕留めたしし肉の中でも高級品だが、わが家のなまくら包丁では歯が立たず、厚切りステーキ肉風の網焼きにすることにした。
結果報告をすると赤身の味は抜群だったが、脂身の部分が固くて、歯の弱っている身では悪戦苦闘だった。料理の方法がまずかったのかもしれない。
味の感想を言うと豚肉よりも牛肉のステーキに近かった。
さて孫の凜ちゃんの成長はマイペースだから、今回が凜ちゃんの初BBQだった。
凜ちゃんには主に牛肉にしたがパクパクとよく食べてくれた。
「凜ちゃんとBBQがしたい」という長い間の祖父ちゃんの夢がひとつ叶って満足した。
そしてこの日我われは縄文人に先祖がえりした。
じっちゃんの笑顔は食味より一緒にBBQを食べれた事の嬉しさからきてるのですね。
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