山法師 |
わが家で楽しく遊んでいた日の夜に限って「熱を出した」というので声には出さなかったが些か申し訳なく落ち込んでいた。
その8月も終わって、凜ちゃんは生まれて初めてキャンプ(といってもロッジのようなものだろうが)に、同様の病気の家族たちといく計画を立てていた。
ところが、9月に入ってから孫の症状等がさらに酷くなり、結局1週間ほど前から大学病院に入院してしまっていた。もちろんキャンプから脱落。
入院中は食欲もなく、体中にチューブやコードをはめられて、それでも座るのもしんどくすぐに寝ていたのだが、それがようやく好くなって昨日退院してきた。
兼好法師は徒然草の中(第117段)で、「病なく身強き人」は友人に向かないと述べているが、そんなことは教えられなくても、友人たちと呑むとそれぞれ症状の近況報告となり、一昨日も別れ際には「お互い気を強く持とうぜ」などと励ましている。
やたらに検査値が知れるのもいいことか悪いことかなどと思ったりもする。
その徒然草にカスっていえば、体の弱い孫などは普通に元気でいることが祖父母の喜びだ。
ただそれだけ、ただ退院しただけだが非常に嬉しいのだ。
「身強き人」ばかりで暮らしていたならこの有難味が判らなかったかもしれない。
台風に負けじ山法師の実の赤き
今週にはわが家で預かる日があるので、玩具や部屋中の2回目の大消毒を行った。
返信削除凛ちゃん おかえりなさい(^^) いつも がんばってる凛ちゃん じいちゃん ばあちゃんといると はりきって しまうのかもねo(^-^)o この夏は 暑すぎて こちらの老人も マイリマシタ(>_<) 又凛ちゃんの 写真たのしみに 待ってます。
返信削除ミリオンさん、激励ありがとうございます。明日から療育施設(保育園のようなもの)に通園を再開しますがまた何かに感染してしまうかもしれません。そのときはそのときです。
返信削除高齢者も健康第一で無理は避けましょう。
凛ちゃん退院よかったね、きっと爺ちゃん家の、白い法衣の様な「山法師」が守ってくれたんだ!
返信削除白い頭巾を肩に広げた如何にも山法師のような花は初夏でした。今は写真のように甘い実の季節です。ジューシーというほどのこともなく落ちるにまかせていますが、時々摘んで食べています。残暑が厳しくともこういう変化は律儀にやってくるので「ああ秋だなあ」と感じています。ひげ親父さんコメントありがとうございます。
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