2018年1月14日日曜日

ルリビタキ 撮影成功

   1月10日のスズメの記事のコメントで「ルリビタキ(瑠璃鶲)を見た」と書いた以上、早々に証拠写真がいるだろうと思って昨日(大寒)の朝方家を出た。
 場所はそんなに遠くないが、相手は野鳥なので上手くいてくれるかどうかは分からない。
 案の定、その場所はひっそりしていた。そんなものである。

 なので、経験上知っていた”ルリビタキが飛んできそうなポイント”から少し離れた林の中て、ただただ息をひそめて枯れ木に擬態して待った。
 約30分、今日は駄目だったかと思ったそのとき、私を憐れんでくれたように飛んできてくれたのが掲載した写真。夢中になって彼女?(♂)を追った。

   ところがそのとき、予想もしなかったことにおばさんがバサバサバサと林の中を歩いてやってきた。
 「すみませんが道路を通ってテニスコートに行ってくれませんか」と頼んで停まってもらったが、そんなやりとりの内にルリビタキはサッと飛んでいってしまった。
 はい、そこまで。
 私の尋常でない撮影風景に「これはナニカ大変なことをしているな」という想像力が働かないのか、ああ平均的日本人・・・ぶつぶつぶつ。

 帰ってから念のため、日本野鳥の会編『フィールドガイド日本の野鳥』を開けて見ると、ヒタキ科ヒタキ類のところになく、小型ツグミ類のところに載っていた。この辺の理屈はあまり知らない。
 私の中では『幸せの青い鳥科』でいい。

     大寒の朝の光や瑠璃鶲

4 件のコメント:

  1.  薬師如来のことを瑠璃光如来ともいうとあります。

    返信削除
  2.  きれいな姿をキャッチ!お見事です。オオルリとルリビタキ、どちらが稀少なのかは知りませんが日本人はこの瑠璃色をとても好むようで、国蝶のオオムラサキも瑠璃色ですね。
     瑠璃色は西洋では「ラピスラズリ」西洋でも貴重な鉱物で、日本では手に入りにくく、代わりに岩群青(アズライト)を使いました。(光琳社-色々な色)
     それから先日の「ちちんぷいぷい」でやまひろさんがバードウオッチングに参加し、オシドリを発見しガイド役の日本野鳥の会の人が大騒ぎ(発見難易度が最上級)をしていましたが、12月末のブログで「オシドリ」を撮影されていましたがこれって凄い事では?我が家にやって来た「チョウゲンボウ」以上かもしれません。

    返信削除
  3.  オオルリは夏鳥でルリビタキは冬鳥です。オオルリは少し小高い山に居ます。奈良公園なら春日奥山の上の方です。箕面にも居るでしょう。オオルリは綺麗でかつ大きな声です。
     ルリビタキはわが家周辺の平地にも来ます。ただ小さいのでほとんどの人はスズメかなんかだと思って見過ごしています。
     夏鳥も冬鳥も減っているように思います。日本だけでなく周辺国でも環境破壊が進んでいるように思います。

    返信削除
  4.  「大寒」と書いたのは1週間間違っていました。「歳時記カレンダー」見難い見難い。
     日付の上に記事があるものだから、普通のカレンダーの感覚で日付の下の「1週間後」の「大寒」という文字が強烈に飛び込んできたからです。

    返信削除