2017年6月12日月曜日

大門実紀史さんのFb

 日本共産党の参議院議員大門実紀史さんのフェースブックにこんなのがあった。

  「大門さんは佐川さんとどういう関係ですか?」
 ある日の早朝、議員会館の廊下で、佐川理財局長がわたしにすがるような姿勢で話すのを見ていた民進党議員が聞きました。
 佐川宣寿さんは十数年前、塩川正十郎元財務大臣(故人)の秘書官をしていた方で、まじめでよく気のつく有能な人でした。「森友学園」問題に「遭遇(そうぐう)」しなければ、世間の批判にさらされることもなく、平穏に官僚人生をまっとうされたでしょう。
 
 佐川さんとの廊下の立ち話でわたしが言ったのは、財務省の「完全防御・無回答主義」はちょっとやり過ぎではないか。あとは、寝ていない様子だったので、倒れないようにと。それだけでした。

 民進党のその議員は「佐川こそ元凶だ」と憎悪むき出しでしたが、かれは財務省全体の意思を示しているだけだとおもいました。
 ただ、その後も佐川さんの答弁を聞くたび、なにをそんなに守ろうとしているのだろうと考えました。安倍首相というより、一生守らなければならない財務省ワールドでもあるのかと。

 いっぽう、文科省では首相官邸に異議申し立てをする勇気ある官僚があらわれました。公正であるべき行政がときの政治権力にゆがめられてはならない。いい意味での霞が関ワールドの発揮かもしれません。

 いずれにせよ死ぬときはひとり。組織のことより、子や孫に「恥ずかしくない人生だったよ」と言えるようになりたいものです。

 ・・・以上は、「佐川こそ元凶だ」と恨んでおられる方々には誤解を受けるFbかも知れないが、こういう大門議員を私は好きだ。
 また、あり得ない話だが私が佐川局長の立場ならどう立ち振る舞うかと考えると心の中は単純ではない。
 同時に、立ち上がった現役文科省職員には敬意を表するとともに精一杯支援を考えたいと本心思う。
 「子や孫に恥ずかしくない人生」・・・ほんとうにそのとおりだ。

    二日目に中休みてふ梅雨の空

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