で、この間から楽しんでいるのが老人ホームの夏祭りの準備で、「来年のことを言うと鬼が笑う」に近い話だが、1か月に1回も集まれない家族会だと、こういうテンポで準備を重ねていく必要がある。
夏祭りに向けての工作の第一は、駅弁売りの番重(ばんじゅう)(カバン?)の製作。
去年までは台車の上にタライを載せて車椅子の入所者にヨーヨーツリをしてもらっていたが、台車では小回りがきかなかった。
なので、今年は駅弁売りのスタイルにしようと決めたのだが、その道具をどのように廉価で作るかは私に「おまかせ」された。
そこで、ネットの通販を繰っても〝帯に短しタスキに長し”で、先ずはいろんなホームセンターと百均でウィンドショッピング。
それは決して苦ではなく、頭の中でああでもないこうでもないと考えるのがけっこう楽しい。
私としては、ホンネでは木材で最初から作りたいのだが、結論的にはその方が相当割高になる。
見つけたのが「特価の衣装ケース」。あとは小さな部品を集めていった。
首のベルトは一度作った試作品をボツにして、長さを調節できるようにした。
これならイベント用品として販売可能な作品ではないかと自画自賛している。
正味¥1,575- あまり廉価ではないですか?
もう一つは、ヨーヨーツリ本体のビニールプールを買い替えた。
折角だから側面に「家族会」と書きたいが、その塗料には何が良いかとネットを繰ったがこれがなんと答が見つからない。
ご存知だろうが、マジックインク系統だとネトネトして色が定着しない。
水性系の塗料だと、絵の具のように水に溶けるものが多い。だいたいビニールには書けないものも多い。
「軟質ビニールに描ける塗料は何ですか?」という、こんな単純な疑問に明瞭な回答はネットにもホームセンターの担当者からもなかった。
だから、結局それらしい塗料を探して自分でテストするしかなかった。
結局、何日もウィンドショッピングして試してみて、最後にたどり着いたのが、uni発売の水性顔料マーカーだった。
こういう日々を「あほらし」と思うか「楽しい」と思うかはその人の思いようだろう。
「楽しい」と思う人をダンドリ君と呼ぼうと思う。
枝尺は儚げでなお逞しい
エダシャクは尺取虫の親である蛾である。
0 件のコメント:
コメントを投稿