山菜採りは犯罪の下見かも知れないし山菜を売って犯罪の資金源にしているのかも知れない! というのが共謀罪の政府答弁。
つまりは屁理屈をつければ何でも「共謀」になるし「一般人」でなくなる。
怖ろしい法律案だし怖ろしい(政府)権力だと思う。
怖ろしいといえば、山菜と間違って食べた毒草で死んだというニュースもあった。
犯人はイヌサフランでギョウジャニンニクと間違ったらしい。
確かに、若芽の頃はギョウジャニンニク、ミョウガ、ウルイなどとそっくりだ。わが家の庭にも、ギョウジャニンニク、ミョウガ、ウルイが適当に生えているし、サフランも生えている。気を付けなければ・・・・。
そのニュースの前にはニラと間違えてスイセンを食べて中毒というのもあった。
これも、ニラもスイセンも生えている。
そういえば、ワケギのような葉っぱのプランターがあるが、ワケギの臭いがない。「これはいったい何を植えたのだった?」と妻と首を捻っている。
こうなると、この次のニュースは私かもしれない。
さて、ノビル(野蒜)、ラッキョウ、ネギ、ニラ、ニンニクを五葷(ごくん)という。
『不許葷酒入山門』(葷酒山門に入るを許さず)にいう「葷」である。
「老人ホームの庭の草刈りで刈り取られようとしていたから」と言って、妻が野蒜を持って帰ってきた。
一日コップに入れておいて、翌日の夕食にいただいた。
「こんなに美味しいのならもっと採ってくるのだった」というほど美味しかった。
レシピなどはなく、砂糖と少々の酢で溶いた味噌をつけて生食しただけ。
「不許入山門」というだけあって、元気が出たような気になった。
いっちょ前のネギ坊主なる花野蒜
初夏ですね。茗荷タケの甘酢漬けも楽しんでいます。茗荷の花(蕾)ではなく、白い新芽(茎)です。
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