この間できるだけ自然を大事にして特に土壌に対して除草剤や殺虫剤系の農薬などを使ってこなかったから、朝からセミの大合唱となっている。その基である抜け殻も大量に残っている。
ところが孫の凜ちゃんはセミがあまり好きでないから、祖父ちゃんの捕虫網も出番がない。
こうしてセミにとっては私は飼い主というか大スポンサーみたいなものである。
ところが、当のセミたちは恩を知らず、その木の下を私が通ると、シャーッとおしっこを私にぶっかけて飛び去って行く。
これも自然だと苦笑しているが「エエカゲンにしなさい」とひとり呟いている。
セミのことを検索していると、関東の自治体で「公園のセミを大量に獲らないで」という看板が設置されているというのがあった。
何か「外国人が食糧として大規模に捕獲しているらしい」という文脈のようだが、正確なことは解らない。安易な外国人差別と連動しなければよいがと思う。
だいたいドイツあたりでは自然保護の観点から全面的に昆虫採集が禁じられているという
が、自然保護というならば、やたらに地面を舗装し樹木を剪定する方が、「虫捕り」よりも何百倍も自然破壊である。そして、「虫捕り」の経験のない子供が成長して環境破壊に鈍感な社会人、否、会社人になっていくのだ。
世の祖父ちゃんたちは孫や曾孫にセミ捕りを教えてほしい。それが地球の未来を守る道になる。

今朝、鉢植えの山椒に水やりをしょうとすると、雀に追われたアブラゼミがこちらに飛んできました。雀は反転飛んで行きましたがアブラゼミは目の前でバッタリ羽を広げたまま落ちて動きません。雀はアブラゼミを捕食するのかなア~?
返信削除雀のクチバシからすると大きすぎる気もしますが、けつこう雑食ですからアリかもですね。
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