2024年7月30日火曜日

レタス無惨

   テレビニュースが「宮城以北のホタテ、壊滅的被害」と報じていた。原因は海水温が23度Cの限界を超えた地球温暖化だという。
 
 「炭鉱のカナリア」ではないが、人類の近未来を教えているようだ。

 写真はわが家庭菜園のレタス。これも食用のレベルを超えて伸びきっている。
 猛暑という厳しい環境への防御反応として苦みも発生して、あとは「菜の花」として観賞しかない。

 異常気象は、黒潮の蛇行や偏西風の北上などいろいろあるが、決定的には地球全体の温暖化、特に北極の温暖化で、赤道と北極の温度差が縮まっていることにある。

 人間社会が放出したCO2による温室効果が決定的だし、それは考えようによっては人間の知恵で対処可能である。
 ましてや、原発で発生した熱エネルギーのうち発電に回されているのは約3分の1。残りの3分の2は熱として海に捨てられている。その量は1基あたり1秒間に70㌧。
 SDGsを説きながらこの原発に言及しないのは勉強不足か嘘かである。

 天の監督を仰がざれば凡人堕落。国民、監視を怠れば、治者盗を為す。・・田中正造の言葉である。

1 件のコメント:

  1.  ホヤも壊滅的被害と報じられている。
     ホヤは分類学上は脊索動物で人間に近いと話題になっている。正に「炭鉱のカナリア」だ。

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