大阪という楕円の中心点はキタとミナミであるが、長い間南海を利用しその後は近鉄を利用してきた私は文句なくミナミの子であったが、リタイアの上にコロナ禍などもあり、久しぶりにミナミに行くとまるで浦島子であった。
写真は御堂筋のミナミの到達点、高島屋前であるが、ニュースでは知っていたが歩行者天国?になっていた。・・が、その寂しいこと。
キタの陸続たるニュースに比べて寂しい空地が広がっていた。
関空からナンバに到着した外国人観光客もその寂しさに驚くのではないだろうか。
カジノのための万博ばかりでなく、もう少し地に足の着いた街づくりをしたらどうかと思ったが、当の大阪市民はどう思っているのだろう。
ただホッとしたのは高島屋で、デパート業界が斜陽といわれ、ショッピングモールみたいなデパートが増えている中で「うちはデパートでございます」というような矜持があちこちに残っていたように感じた。
京都ではオーバーツーリズ(観光公害)が大問題になっている。その問題は世界各地の名所でも起こっている。
大阪は先手を打って対応をとるべきだろうが、ただただ「カネが落ちればよい」みたいに思えてならない。
殺風景な空間を見ながら、そんな寂しい気持ちが残った。
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