それに、万葉集に、紀 郎女(きのいらつめ)の 『昼は咲き 夜は恋ひ寝(ぬ)る 合歓(ねぶ)の花 君のみ見めや 戯奴(わけ)さへに見よ』とあるように古くからあったらしいが、私には、どうも日本の古典には似合わぬバタ臭いイメージがぬぐえない。というか、西施が持っていそうな羽根つきの扇のようにもなまめかしく連想してしまう。
その種の扇は「ジュリ扇」とか「マハラジャ扇」ともいうらしい。つい先日、テレビの比較的堅い番組でそういうディスコの時代を取り上げていたので連想が膨らんだ。バブルの時代があったそうだが私の個人史には全くかすりもしなかった。
合歓の花は俯瞰してもクローズアップしても美しい。
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