2021年6月22日火曜日

変顔の信仰

   日仏共同テレビ局France10及川健二記者の過去のツイッターに「選挙期間中の公明新聞を調べている。公明新聞の特徴なのだが候補者の顔がすべて変顔。何かをシャウトしてるようだ」というのがあったが、現在の東京都議会議員選挙関係の公明新聞や公明党のホームページのニュース(例えば2021.6.21の「都議選 当落線上で熾烈な攻防」)も全く変わっていない。

 これは単に「これほど必死だ」というパフォーマンスというものではなく、創価学会の教えに度々登場する『獅子吼』(ししく)の表情であることを記者は理解できていなかったので、単なる「変顔」「シャウト(がなり声、叫び声)」かと理解したらしい。

 『獅子吼』を辞書で引くと、『 仏の説法。獅子がほえて百獣を恐れさせるように、悪魔・外道(げどう)を恐れ従わせるところからいう』とある。となると、主として公明党員、創価学会員向けの新聞は誰に向けて、誰を「恐れ従わせよう」と獅子吼しているのだろうかということになる。

 当面の選挙区の相手候補である、例えば共産党候補、立憲民主党候補がこの顔に「恐れおののく」とは思えないから、新聞やHPの性格上、結局、党員、学会員に向けて獅子吼していることになる。「この選挙で死に物狂いに活動しないなら地獄に落ちるぞ、仏罰が下るぞ」と「恐れ従わせよう」としていることになる。・・と私は推測する。

 それも、一つの信仰であったり文化であろうから良し悪しを差し挟む気はないが、そういう信仰や文化を私は好きではない。

 公明党のホームページのニュースの2021.6.21「都議選 当落線上で熾烈な攻防」を貴方の目で確かめてほしい。違和感を抱くか抱かないかで常識力が問われるように感じませんか。

6 件のコメント:

  1. 初めて公明党のHPを観ました。「獅子吼」顔がずらりですが、違和感を感じたのは候補者ごとにつけられている「解説」。他党が先行し、わが候補者は追い込みをかけている…的な選挙情勢に終始。普通なら候補者の人となりとか実績とかを紹介するのでしょうが、いったい誰を対象に掲載されているのかな?と思いました。

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  2.  猫持さん、違和感を感じたのは私だけではなかったのですね。そういう政党があっても別に構いませんが、そういう信仰や文化を私はあまり好きにはなれません。

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  3. この公明新聞をみて、最初に想ったのは吐き気がするぐらい下品ですね。まさしく、我利我利亡者そのものです。公明党のリーダー達はお釈迦様の教えを曲解して、創価学会員を救うのではなく、地獄へといざなっているように見えます。一日も早く創価学会員の皆さんが本当のお釈迦の教えに目覚めてくれることを願っています。

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  4.  弁英さん、ご指摘のとおり、品が良くないという印象はけっこう的を射ている感想だと私も感じます。釈迦の教えはこんな下品なものではないと信じます。

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  5. 公明党必死です。悪いことばっかりしてきているので当然!いろいろな繋がりで訪問電話攻勢しているね。

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  6.  Hiroko¬さん、コメントありがとうございます。ほんとうにそのとおりです。でも、批判しなければ、付き合いや自民党のブレーキ役と思って投票している人は減りませんね。

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