2025年7月6日日曜日

公約に川柳もどき

 破れ傘川柳もどき

 🔳 話題性あれば膏薬貼りたおし

 公約と膏薬を掛けてみた。
 「一時金」だとか「手取り」だとか、還付金詐欺電話みたいに甘い公約(膏薬)がべたべたと。

 🔳 耳障りよいは誤用とよく判る

 「耳障り」は「耳触り」ではなく不快なものなので「耳障りよい」は日本語として誤用。ところが「耳障りのよい」公約のなんと多いことか。

    例えばその一つの例。
テレビの8党党首討論会で社会保障改革がテーマになったとき、日本維新の会の吉村洋文代表は、現役世代1人当たりの社会保険料を6万円引き下げる公約を発表していて「歳出改革が必要」だとか「OTC類似薬」の公的医療保険適用の見直し」に言及。「放っておけば社会保険料の負担はどんどん増える」、そして社会保険料の中で「一番高いのは国民健康保険」と語ったが・・

これに対して日本共産党田村智子委員長、「吉村さん、そう言われるなら大阪府でまず国民健康保険、全国一高いんだから引き下げやるべきじゃないのか」とまず大阪で取り組むべきとし、そして「給付を削ったら医療も介護も基盤崩壊起こしますよ。現役世代含めて大打撃受ける」とし、優先すべきは国の予算を増やすことと高額所得者の保険料負担見直しと主張。「こういうところの改革をやらないで給付を削るのは危険な議論」と諭した。これが正論だろう。

コロナのとき、人口当たり一番死亡者数が多かったワースト1が大阪府だった。
歴史を忘れて「耳障りのよい」「膏薬」を二股、三股、多々股に貼る政党に騙されてはいけない。
還付金はATMでは返らない。うまい話には気をつけよう。(写真は有田芳生氏のものから)

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