2021年6月15日火曜日

嵐の夜

   些事ながら、日曜日の夜、孫の凜ちゃんが熱中症のため救急車で運ばれたとメールがあった。この孫は、体の体温調節にも難があるし、その自覚自身にも難があるから、・・詳細は分からないまま時は過ぎていった。その後、例の雷雨に急いで洗濯物を取り入れたりとバタバタし、相当過ぎてから「点滴によって一応回復して家に戻った」とメールを受けたが、結局ほとんど眠れない嵐の夜になった。

   並行して、妻がコロナワクチン接種の副反応で「しんどい」と言っていたので、わが家と私には嵐のような急展開だった。そして翌月曜日は整形外科の受診予約日だったが、どういうわけか予想以上に混雑し、午前中いっぱい待合室で「考える人」みたいにただただ呼ばれるのを待ち、全く何もしていないのに疲労困憊となった。 

 さて、写真は故清水公照師の青嵐という絵にある「観音さん」だが、嵐をものともせず座っておられる。「神仏に自分の利益を願わず」というのが私のポリシーだが、孫の夏ちゃんと凜ちゃんだけは許してもらえるよう宗旨替えをしている。結果、感謝、感謝だと思っている。諸行無常、諸法無我。

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