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近頃わが家周辺で一番目立つのはツマグロヒョウモン(褄黒豹紋)で、とびきりとは言わないがそれなりに美しい。群舞している。
食草がパンジーだというから人間界のガーデニングブームに適応して増えたのかもしれない。
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♂は名前どおり翅の褄といえる部分が黒い(上の写真)。
そして♀は下の写真のとおり前翅にまで黒と白の派手な模様があるから、どうしても派手な豹柄を好むと揶揄されている「大阪のおばちゃん」を連想してしまう。
さて、こうなると次はオオムラサキを撮りたくなるが、わが家周辺では全く見たことがない。
オオムラサキがどうして国蝶に選ばれたかと想像すると、美しさと併せて誰もが知っているほどに普通にいる蝶だったかららしい。
食草?ではなく食樹?である榎(エノキ)が少なくなったからだろう。
かつては大きく目立って日陰を提供するから一里塚ごとに植わっていたともいう。
もう個人の狭い庭では無理だからお寺や神社が榎をもっと植えてほしいと願っている。
豹紋は大阪に合う秋の空
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