2018年10月23日火曜日

天下分け目の

 「天下分け目の」といえば、続く言葉が「関ケ原」か「天王山」かで、関ケ原町と大山崎町が論争をしたというニュースが以前にあった。
 世間の多数意見はどうやら「関ケ原」に分がありそうだが、私は身贔屓?ではないが、ずーっと以前から「天下分け目の天王山」と信じ込んでいて、「関ケ原」という意見があったこと自体に驚いていた。
 スポーツなどで「本日の試合が天王山」などと形容されることと裏表の話だと思う。
 ただ、それ以上にこだわるつもりはない。

 その大山崎町で21日、町長選挙と町議会議員選挙があり、町長選挙では自公、立憲、国民の現職町長に「保守+共産」の候補が勝利した。
 町議会議員選挙では共産が前回比125.9%で4人当選した。定数12名だから議会の3分の1が共産党となった。
 沖縄の知事、豊見城市長、那覇市長の選挙の3連勝と併せ、時代の変化を象徴していないだろうか。
 やはり「天下分け目の天王山」という気分である。

 ただし、共産の1候補は最下位同数でくじ引きで当選となったものだから、選挙戦でややもすれば首をもたげる「私ひとりぐらい」という判断がどれだけ大きな問題かということになる。日頃の生き方を顧みて自省の念に駆られる。

   写真は相手側・現職町長派のポスターであるが、中央の自公の端っこに立憲と国民が刺身のツマのように添えられ、京都の政治状況の微妙に困難な現実を表わしている。

 天王山にしても関ケ原にしても、それが「天下分け目の戦い」とされたのは後の歴史に照らし合わされてのことであるから、2018年秋の沖縄知事選挙をはじめとする一連の選挙は後の歴史で「天下分け目の戦い」であったと評されるに違いない。

2 件のコメント:

  1.  沖縄の3連勝といい、今回の大山崎の勝利、凄い事やったんやな~、と回想だけに終わらせないように次に繋ぐたたかいが大事だと本当に思います。

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  2.  首長選挙の経験でいえば、ルーツは堺市長選挙にあると私は思っています。だから堺市長選挙の経験から多くを学ぶ必要があると思っています。

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