2018年7月25日水曜日

夏バテと少しだけ愉快な話

   連日体温以上の気温が続いているので少々夏バテ気味である。私の場合はまず腸にきてグタっとなる。
 で、家に引きこもっている。
 クーラーをかけて団扇で扇いでじっと耐えている。
 この団扇はそんな祖父ちゃんに力をくれる。
 団扇の裏側はもちろん『祓』である。(6月30日の記事参照)

 祓から話を飛ばすと、専門が神道、陰陽道、地理風水、古代史という戸矢学氏の本の中に、クスッと笑いたくなる指摘があった。

 崇神天皇の御代、宮中に祀られていた二神(天神(あまつかみ※)・天照(あまてらす)大神と、地祇(くにつかみ※)・倭の大国魂(おおくにたま)神)を天皇は畏れて宮の外に出した。
 天照大神は最終的に伊勢神宮に、大国魂神は大和坐大国魂(やまとにいますおおくにたま)神社(現大和(おおやまと)神社)に祀られた。
 で、時代は下るが、大和神社の神は戦艦大和の艦内にも祀られたが、戦艦はその役割を果たせず沈没した。
 本来の活躍を期待するならば、オオクニタマ神という地祇(くにつかみ)ではなく、スサノオ神などの天神(あまつかみ)を奉斎すべきであった・・・・・。(引用おわり)

 どうです。クスッと笑いませんでしたか。
 ※の地祇というのは元々日本列島のあちこちにいた人々の神々のこと。天神というのは地祇を征服(侵略)してきた天皇一族の神々。
 なお、本全体は緻密な構成であった。これはほんの脱線部分であるので念の為。
 国譲りをした地祇(くにつかみ)バンザイ!

   孫の顔貼った団扇の軽さかな

1 件のコメント:

  1.  地祇(くにつかみ)の神社(村の鎮守の神さま)は、天神(あまつかみ)の国家神道の復活を目指す神社本庁から脱退すればいいのにと思っています。神社本庁は右翼の資金源になっています。心を込めたお賽銭がそうなっていて良いのでしょうか。

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