2018年7月17日火曜日

たぎつ

   万葉学者の上野誠先生の本によると、万葉言葉の「たぎつ」とは水が激流となって流れることをいう・・とあり、そういうところには神の力が顕れるので天皇は離宮を建てたと解説している。(吉野の宮滝?)
 この万葉言葉は99%死語になっているが「お湯が煮えたぎる」の「たぎる」に「化石的に残存」しているとも・・・。

撮影は田中龍作氏
マスコミはこのように「やってる感」を広報した
   目の前の温度計が37℃を指している部屋でこの記事を書いている上に、政府がお膳立てした広報記事を振りまくマスコミに、腹の中まで煮えたぎっている。

 例の安倍首相の被災地訪問記事である。
   悲惨な現地は避け、
   比較的余裕のある避難所を選定し、
 直前にエアコンが設置され、
 大勢のスタッフが事前に乗り込み、
 体育館の舞台上に報道陣を囲い込み、その目の前で選挙ポスターよろしく映像を撮らせたという。
 日常用語ではこういうのを「ヤラセ」という。
 フリージャーナリスト田中龍作氏が潜入してそういう事実を告発している。

   と、怒ってばかりだと健康に良くないので、孫の凜ちゃんの写真で団扇を作った。
 自分の顔の団扇に不思議そうな顔の凜ちゃんである。
 心の中だけ涼しくなった。

   水撒きを待ってましたと鳥の来て
 野鳥もヘロヘロなのだろう。私がシャワーのように樹々に水を掛けるとイソヒヨドリ等の野鳥が「待ってました」とばかりに飛び込んでくる。

3 件のコメント:

  1.  田中氏の写真は言うところの隠し撮りである。隠し撮りしなければ真実は一切蓋をされたままである。私たちはこういう作られた「事実」の洪水の中で息をしている。「私は新聞も読んでいる」「テレビのニュースも見ている」といっても何のことはない報道管制の掌の上で転がされている。心しよう。

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  2. 最近の災害の怖さ 恐さを毎日テレビで見て 観て 悲しい 哀しいしか 浮かばない。言葉も 出てこない。凛ちゃんの 可愛い 楽しい写真で いろんな事が 癒されています。「凛ちゃん 次は どんなのかな?」 少し 疲れ気味の ばあちゃんより

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  3.  ミリオンさん、コメントありがとうございます。ゆっくりゆっくり成長していますので、ほかの子の何倍も楽しい時間を過ごせます。コメントはイクジイに元気をもらえます。

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