風呂場で使える右側のシェーバーを愛用していたが、水きりの際、刃を思いっきり床?に打ちつけてしまって、ほんの少し破損させてしまった。
ほんの少しだが網羽の破損だから顔を斬ってしまった。なので、更なる顔の傷を作る前に網羽の一部にバンドエイドを貼って対応している。
この落語みたいな対応を自分自身で笑っているが、なんとなく気に入らない。
なので、意を決して替え刃を買いに電化製品の量販店に行って、先ずは保証書で保証できないかと聞いたがやっぱり駄目だった。替え刃は器具本体ではなく消耗品だという。まあ仕方がない。
なら替え刃はいくらかと尋ねると、予想どおり五千数百円だという。BRAUNの比較的新しい機種の場合は網刃と内刃がセットになった形だからこのくらいかかる。予想どおり。
だがしかし、特価であったにしろ本体は確か六千数百円だったはずである。
BRAUNの場合、替え刃のストックが豊富で「さすがドイツ人」と常々関心はしているが、いつも思うのだが、本体に比して替え刃の値段が高い。いくらゾーリンゲンの国だとしても。
念のため付け加えれば、日本製のシェーバーでも五十歩百歩なのだが・・・、
結局、替え刃は買わず、ワンランク下の左のシェーバーを三千数百円、約四千円で購入して帰ってきた。
私は、シェーバーに関しては何代もBRAUNを愛用してきたが、そういえば以前にも替え刃を買いに行って、なんかアホなような気になって新しいシェーバーにしたことがある。
BRAUNが悪いのか日本の量販店の料金設定が悪いのか、いつもエコのようでエコでないなあと思いながら割りきれない感情のまま今日に至っている。
BRAUNの話ではないが、プリンターだって修理を依頼すれば一万円は下らない。そして店頭には新機種が一万円台から並んでいる。
電気製品の修理だといっても基板をそっくり換える時代だから当たり前かもしれないが、電気製品の中を覗いて、黒くなった真空管の替えをひとつだけ買いに行った記憶が忘れられないおじさんはどうしても心の底で割り切れない。
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