ここ数日の夕方のニュースでは「〇〇県では桜が開花しました」と報じられているが、これは各県気象台の決めているソメイヨシノの標準木に5~6輪の開花を目視して宣言するというのは有名な話。
テロのニュースなどよりお気楽ながらほのぼのとしたニュースでそれもよし。
桜といえば秋や冬にソメイヨシノがちらほら咲くことがあり、それもニュースになったりする。
一般に「狂い咲き」と言われるが、「返り咲き」「返り花」ともいわれこちらの方が穏当な感じがする。「不時現象」という立派な名前もあるようだが、字面が美しくない。
多くは気温の変化や台風などの理由がはっきりあり、決して狂ったわけではない。
正しいかどうかは判らないが、害虫等の影響もあるような気がする。
「女だっていろいろ咲き乱れるの」と唄ったのは島倉千代子さん。
写真は、12月上旬に満開で、もちろんすべて落花して裸木だった我が家の臘梅(ロウバイ)。
枝先の新芽と一緒にちらほらと咲いている。その理由は解らない。
いろんな木々の春の開花が始まっているので、誰も「ロウバイの返り花ですね」と振り向いても貰えない。
返り花を見ていると人生いろいろと思えてくる。
近頃は標準体重やメタボのように、なんでも画一的に理解しようとしていないか。
そして、「空気を読め」というような同調圧力。
ガンバレ返り花。
26日、ヨシノデンドロンの写真を追加する。
25日、我が家の花桃が一輪咲いた。
返信削除ツツジとシャクナゲのハイブリッドらしいヨシノデンドロンは満開だ。
街路のハクモクレンは一瞬の輝きを過ぎて汚い茶色になっている。
諸行無常である。
26日、吉野デンドロンの写真を追加しました。
返信削除そのとき、昨夏の忘れ物を見つけました。
「昨夏の忘れ物」は、デンドロンの右上の写真の右上です。
返信削除