もちろん、南から北を向いて撮っている。 |
その中に、コケは樹木の北側に付くからそれで方角を知るというのがあったような気がする。
「そんなことは常識だ」とおっしゃる方々もおられるが、そしたら何処にそんな木があるかと尋ねられると実際にはなかなか見つけにくい。
写真の数本の楠の木の街路樹はいつも歩いている近所の遊歩道だが、あまりにドンピシャの模範解答なので、感心するというか笑ってしまう感じでいつも歩いている。
おいおい、ちょっと出来すぎと違うか・・と。
ちなみに、その近くの木々を見る限り、粘菌の付き様にはコケの様な方位による特徴は見られない。北にも南にも付いている。
おまけとして、樹木にワラ巻をした場合、虫は南北どちらに集まるかという記事に、樹木のワラ巻を外したとき虫は北側に集まっているとあったが、残念ながらそういう現場に居合わせたことがないので私は確認していない。
本には「南側は昼夜の温度の変化が激しいため虫は反って嫌がる」と書いてあった。
どうでもいい話だが、見慣れた風景にも木や虫の不思議な世界があるのが面白く味わい深い。
この樹木、清少納言なら「あはれ」と言ってくれるだろうか。
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