2014年3月8日土曜日

雪害(橋下徹氏の6億円選挙ごっこ3)

 
  2月14日の雪でご近所のカーポートの屋根が歪んで天井が抜けていた。
 我が家はエンドウ豆が数本折れただけだと思ったまま、相当日にちが経過した。
 そして、どうもミモザの枝振りがおかしいと気付いたのは半月も経ってからだった。
 凝視して初めて折れているのに気が付いた。
 ミモザは冬でも葉っぱと花をいっぱい付けていたから、非常にしなやかな枝ではあるが積雪には弱いようだ。
 裂けて折れた先を剪定してはっきり見えたのが上の写真。
 雪害の記憶のためにそのままにしておこうかと思っているが、こういう場合、ミモザはその枝全体が枯れる可能性も高い。悩んでいる。

 私に関してはこのように大したこともない雪害で済んだが、ニュースは関東近辺の孤立した住居等の様子を伝えていた。
 思うに、平成の大合併で自治体の危機対応能力が低下しているように思えて仕方がない。
 もうええ加減に「役所は無駄」「公務員は無駄」というような、キャンペーンに踊るのはやめたらどうだろう。
 橋下維新のキャンペーンに賛同した挙句の大阪市が行ったのは、後援会幹部の子の秘書採用、めったやたらの参与等の採用と手当の大盤振る舞い、不祥事続きの校長や区長の公募、そして、大義名分のない6億円選挙ごっこだ。
 彼が知事時代に黒字にしたはずの大阪府はすぐに大赤字だ。彼の大法螺は粉飾決算そのものだった。
 今の大阪市は、住民サービスだけが確実に劣化している。
 「新自由主義」などというからプラスのイメージが付いたりするが、正しく「市場原理主義」というのがよい。
 昔の自民党政治は、無用の公共投資に群がって私腹を肥やすパターンだったが、新自由主義者は、公共の土地、建物、設備、地下鉄、病院等を、「官から民へ」というような訳の分からないスローガンでそっくりいただこうとするものだ。
 橋下市政は、その両方の悪いところを強引に突っ走っている。

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